「観花」宜舟 gishu

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2016年 03月 05日

感会記/二条の后の春のはじめの御歌

 水かさ増す渓流のせせらぎ。

 掛物/「鶯の凍れる涙今やとくらむ」宜舟書
 花/水漫々のコンチュール瓶を並べた水ばかりの双花
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# by eguchi_gisyu | 2016-03-05 02:10 | 会記「よい時によい友と」
2016年 03月 01日

感会記/still small voice

 四方を囲んだ極小の間に灯明と梅。
 梅香る天の声。


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# by eguchi_gisyu | 2016-03-01 01:22 | 会記「よい時によい友と」
2016年 02月 29日

web花講座「古語拾遺」vol.21 一念の花/HPから引越し

 南方録の一節。
 「小座敷の花は、かならず一色を一枝か二枝軽くいけたるがよし…」

 まずは「一色」。
 一色は一念であり定まった心を現す。
 心静かに花に向かい、迷いなく花を生けたいものだ。

 そして「軽くいける」。
 大きく豪華な花は、見るからにも人の目を引く。
 しかし、奢侈を誇ることは、やがて争いごとのもととなり、徒に盛衰を繰り返すことになりかねない。

 一色を軽々と生けた花。
 それは、平和を願う一念の花ではないだろうか。

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# by eguchi_gisyu | 2016-02-29 00:50 | web花講座「古語拾遺」
2016年 01月 11日

対談「いのち」をたべる「いのち」をいける

 新春は対談・トークライブ。
 対談の相手は管理栄養士の市野真理子さん。

 市野さんは食べることを通し命のあり方を考え・伝える人だ。
 その活動はTV番組「ガイアの夜明け」にも紹介された。

 私は「いのち」を「たべる」ことで生かされ、「いのち=花」を「いける」ことで生きている。
 どんなトークライブになるか、今から楽しみである。

 花/芙蓉 枝末に残る「いのち」ありありと
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# by eguchi_gisyu | 2016-01-11 01:55 | 会記「よい時によい友と」
2015年 12月 15日

web花講座「古語拾遺」vol.18~20/HPから引越し

vol.18 夜咄(よばなし)の花
 夜に生ける花は、白色か黄色がよいと宗恩(利休の奥さん)が云っている。
 火の灯りの中、白色や黄色であれば、本来の色を失うことがないからだ。
 しかし、現代は電気の明かり。そこで、あえて夜に紅い藪椿をいけてみる。
 一日の終わり、紅く力強い色は明日への活力となる。

vol.19 際
 池坊専応は云う「口の細い器は、その際にて花を開かせた方がよい」と。
 口が細い器に花を入れると、何だか間延びした形になってしまう場合がある。
 そこで、器の口近くに開いた花を生ける。
 これは、葉を水際(器の口近く)に見せる椿の生け方(vol.12 椿)にも通ずると思う。

vol.20 心の花
 利休は茶の神髄を示す言葉として藤原家隆の次の歌を選んだ。
 「花をのみ 待つらん人に 山里の
  雪間の草の 春を見せばや」

 外に花を求め、目に見える色ばかりを楽しむのではなく、心の内にある花を忘れないこと、これ大事な心也!

 もうずく、満開の桜があなたを待っています。
 その桜、誰に見せたいですか。また、誰を思い出しますか。

 利休が生けた梅
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# by eguchi_gisyu | 2015-12-15 00:37 | web花講座「古語拾遺」