「観花」宜舟 Gishu 江口宜隆 Eguchi Yoshitaka

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2014年 09月 21日

web花講座「古語拾遺」vol.47 卓下の花

 座敷(花)飾りについて述べましょう。
 まずは「卓下の花」。

 卓の上に香炉をおき、下に花をいける。
 そして、大事な心得は脚に花が触らぬようにすること。

 最も正式なこの飾り方は書院の間(広間)に用い、侘びの間(小間)には用いない。

 香をたき天に祈り、地上にある花の姿を「ありあり」といけ現すこと。
 侘びの花は、この「卓下の花」を簡略したものである。

e0258016_17483992.jpg次回は「違棚の花」について。
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by eguchi_gisyu | 2014-09-21 17:52 | 2013-2016_花講座「古語拾遺」 | Trackback
2014年 09月 12日

「たてる」太初の行為

 「たてる」という行為の起源を古事記に訪ねると三柱の神に出会う。
 神は柱を「たてる」ことで現れるのだ。

 そんな垂直に萌え騰がる古代人の詩情は、大地に立つ人為と天に祈る信心の表れであろう。
 そう、生い出る生命はみな天をさしているのだ。

 そして今、天をさす信心を自然の中にさがすと神体山や神木に出会う。

 天をさすように「たてる」こと。
 自然へと切り込んでいくこと。
 そう問い続けること。


 信心と共に若枝を「たてる」インスタレーション。
 人の意志のとどかない遠方からやって来るものを待つ。
  場/手仕事の場
  器/18世紀花瓶
  花/朴の木

「花継」hanaTsugu/立花に学ぶ
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by eguchi_gisyu | 2014-09-12 00:48 | 「たてる」太初の行為 | Trackback