「観花」宜舟 Gishu Eguchi Yoshitaka

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2013年 08月 30日

web花講座「古語拾遺」vol.27 花生けと光

 花を生けるとき、光のあんばいは大切である。
 左からくる光、右からくる光。
 座敷の右勝手左勝手も、この光の効果を考えてのことだ。

 能阿弥の伝書に「ウシロヲ見ル花」というものがある。
 これは、逆光線によって遠近がひとつになる花姿のことをいう。

 ウシロから見る思いで花を生けてみよう!
 そのとき、見えるのは「ものの線」ではないでしょうか。

 少し萎えた草の線を見る。
 それは「時の賞翫」であり、常なき世が現れた姿だと思う。

 もう明後日は長月ですね。

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by eguchi_gisyu | 2013-08-30 11:25 | 2013-2016_花講座「古語拾遺」
2013年 08月 24日

花講座「美しい日本の花」茶花・なげいれに学ぶ

 花講座「美しい日本の花」のプログラムは「見(けん)」「聞(もん)」「心(しん)」の三段階。花を活かし生ける方法と表現力を学びます。

 各プログラムはテーマを形にしていく正解なき稽古です。テーマは古の人たちが遺した言葉や花の作例をもとに決め、日々の暮らしをデザインする花の生け方や取り合わせ、器の選び方や鑑賞方法について学びます。

 そして、レッスンは「①テーマの説明とデモンストレーション(講師)」→「②実技(受講生)」→「③ディスカッション(受講生と講師)」と進み、気づいたことを話し合いながら視野を広げていけば、自分なりの方法論が見つかり表現力も身についていくことでしょう。

稽古1「見」茶花教室
 古より伝わる言葉や花の作例から花の見方を学びます。さまざまな古語を拾い集め、何度も読み返し習熟することで思いがけない花の表情を見つけることができます。

稽古2「聞」姿の内にあるもの
 花の声を聞く。それは花の出生を知ること。暑さや寒さ、風や雨、自然と共に打ちなびく花の姿に学びます。そして、姿の内にあるものが花の形となることを学びます。

稽古3「心」の花
 花を見、花の声を聞く。そして花が心の形になるのを待ち「さっと」いける。そんな心にかなう花のいけ方を学び、美しい日本の花を受け継ぎ伝えていってもらいたいと思います。


 「花学」いにしえの人が花をいけ寄せた心とは
  花/葦、器/古ガラス瓶

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by eguchi_gisyu | 2013-08-24 14:02 | 花講座「美しい日本の花」
2013年 08月 22日

web花講座「古語拾遺」vol.26 水際の情景

 まだまだ暑いですから「水際の花」を見ることにしましょう。

 眼に見える色や美しいものとして花を見るのではなく「花を養っているものは何であるかを知らねばならない」と「野山集」で専応が云っている。

 花を養っている水と共に花を生けること、これ大事。

 水際の情景に触れるとき、沢の水を思いますか。
 それとも、遥かなる海を思いますか。

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by eguchi_gisyu | 2013-08-22 16:07 | 2013-2016_花講座「古語拾遺」
2013年 08月 05日

晩酌前ノ花

 「道ばたの木槿(むくげ)は馬にくはれけり」という。

 馬に食べられても、食べられても、翌朝には何もなかったように咲く花。

 夕暮れ時、木槿はなんだか寂しげに見えるけれど、心に沁みる強さがある。

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by eguchi_gisyu | 2013-08-05 17:59 | 晩酌前ノ花
2013年 08月 01日

午前ノ花

 若さの中にも愁いがある。

  花/底紅木槿(宗旦木槿)
  器/見立ての竹と盆

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by eguchi_gisyu | 2013-08-01 09:10 | 午前ノ花