「観花」宜舟 gishu

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2013年 08月 30日

web花講座「古語拾遺」vol.27 花生けと光

 花を生けるとき、光のあんばいは大切である。
 左からくる光、右からくる光。
 座敷の右勝手左勝手も、この光の効果を考えてのことだ。

 能阿弥の伝書に「ウシロヲ見ル花」というものがある。
 これは、逆光線によって遠近がひとつになる花姿のことをいう。

 ウシロから見る思いで花を生けてみよう!
 そのとき、見えるのは「ものの線」ではないでしょうか。

 少し萎えた草の線を見る。
 それは「時の賞翫」であり、常なき世が現れた姿だと思う。

 もう明後日は長月ですね。

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by eguchi_gisyu | 2013-08-30 11:25 | web花講座「古語拾遺」
2013年 08月 22日

web花講座「古語拾遺」vol.26 水際の情景

 まだまだ暑いですから「水際の花」を見ることにしましょう。

 眼に見える色や美しいものとして花を見るのではなく「花を養っているものは何であるかを知らねばならない」と「野山集」で専応が云っている。

 花を養っている水と共に花を生けること、これ大事。

 水際の情景に触れるとき、沢の水を思いますか。
 それとも、遥かなる海を思いますか。

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by eguchi_gisyu | 2013-08-22 16:07 | web花講座「古語拾遺」
2013年 08月 05日

晩酌前ノ花

 「道ばたの木槿(むくげ)は馬にくはれけり」という。

 馬に食べられても、食べられても、翌朝には何もなかったように咲く花。

 夕暮れ時、木槿はなんだか寂しげに見えるけれど、心に沁みる強さがある。

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by eguchi_gisyu | 2013-08-05 17:59 | 晩酌前ノ花
2013年 08月 01日

午前ノ花

 若さの中にも愁いがある。

  花/底紅木槿(宗旦木槿)
  器/見立ての竹と盆

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by eguchi_gisyu | 2013-08-01 09:10 | 午前ノ花