「観花」宜舟 Gishu Eguchi Yoshitaka

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2015年 04月 09日

いろんな問題/NO NUKES

 中東やクリミア情勢、格差や貧困、金融や資本主義のジレンマ等。
 人の思慮分別はいろんな問題を引き起こす。

 日本においても、被災地復興や原発、領土や安全保障等、問題は山積みだ。
 その中でも原発問題への取り組みは、被爆国である日本としての世界へのメッセージになるのではないか。
 だからこそ、この問題について先人に学び、考えなくてはならない。

 アインシュタインはナチスへの嫌悪からか、ルーズベルト米大統領に原爆開発を進言したが、実際に原爆が使われるとは思っていなかったであろう。

 量子論や原子核の理論を研究したハイゼンベルクは次の「荘子」の言葉を引用した。

  「有機械者、必有機事」
  「有機事者、必有機心」

 機事とは「巧詐」「策略」のこと。
 機心とは「巧む」心のこと。
 そして、時に機心は不安定な制御を引き起こす。
 そう、機心から生まれたものは時に制御できない。

 レイチェル・カーソンは春になっても鳥は鳴かず、花も咲かない春がやがて来るだろうと環境問題のさきがけとなった「Silent Spring」を書いた。
 そんな春にならないためにも、時に制御できない原発をどうする?

 オバマ米大統領はチェコで核廃絶を宣言した。
 未だ廃絶には程遠いが、メッセージは必ず受け継がれると信じる。
 例えば、キング牧師の「I have a dream」という公民権運動のメッセージは、マルコムやマンデラに受け継がれた。
 また、キング牧師の徹底した「非暴力主義」による運動は、ガンディーに啓蒙され、ガンディーから受け継いだものだと思う。
 そして、アインシュタインもまた、広島・長崎への原爆投下の報を受け、物理学者ではない一人の人間としてガンディーに傾倒していったいう。

 人の思慮分別はいろんな問題を引き起こす。
 でも、機心ではない純粋な心からのメッセージは、時代を超え皆が共有するメッセージになると僕は信じる。

 「原発ゼロへ!」というメッセージを。
 そして、核廃絶を。
 (近い未来の現実を考えると、抑止力も含めた調和こそが平和であると思うが)

 NO NUKES
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by eguchi_gisyu | 2015-04-09 11:36 | 随想


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